鶴田 幸之氏

恩送りの思いから始めた、ベンチャー起業論のメンター経験から感じたこと

～なぜメンターを引き受けたのか～

自分の年齢も50歳を超え、仕事面では日々忙しいながらも落ち着き始め、家庭面では一人息子も高校生になり子育てにも概ね目途がついてきました。

今までの自分の半生を振り返った時、これまでの人生で様々な方にお世話になったことに気づきました。

そしてお世話になった方々に恩返しは出来なくとも、若い世代に恩送りをできないかと考えるようになりました。

そのようなときに「ベンチャー起業論のメンターをしないか」とのお誘いを松原さんから頂き、阿比留先生とお会いしました。

阿比留先生とお会いして、ベンチャー起業論の活動内容や大学生を本気で指導されている姿に感銘を受け、メンターを引き受けさせていただくことにしました。

～メンターを経験して思うこと～

メンターを昨年1年間勤めさせていただきましたが、学生の成長スピードの速さにはとても驚きました。

最初の発表の段階では完成度が低く、突っ込みどころが満載でしたが、毎回毎回審査員の激しいフィードバックを受けながら、ものすごいスピードで成長する学生の姿がとても印象的でした。

学生はまだ経験や知識が無いだけで、本気で関わってくれる大人たちがいて、さらに成長する環境さえ与えられれば、大人の何倍ものスピードで成長していくのだなと強く感じました。

ベンチャー起業論の活動内容は、社会的にとても意義のあることだと感じています。

私の経験や知識が少しでも学生の役に立てれば嬉しいと思い、今年もメンターをつとめさせていただきます。

どうぞよろしくお願いいたします。