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うわべではない本物を渇望している

栗原 志功 様 (株)あなたの幸せが私の幸せ 代表取締役

2022年9月3日Breakthrough Fukuoka 前期発表会 特別審査員総括






皆様お疲れさまでした。

各チーム非常にいろんな色が出てました。

聞いてて楽しいそんな発表会だったなぁと思いました。

にしてもこのホール凄いっすね。

ここでライブとかやるんですよね

こんな格好をしているとなんか歌わないといけないかなと。


インサイトをしっかりと引っ張り出さなければ

そうゆう訳でBreakthroughですよみなさん

読んで字のごとくぶち破る訳ですから、それを短い時間ではありますけど

守・破・離の順番でぶち破っていく事をチャレンジをしているそんなみなさん。

今日は守であります。

実は守が一番大事なんです。

よくイノベーションっていうでしょう。社会を変えるような大きなアイデア

あれはアイデアが重視されているように思われがちですが、

実は、一番原点のポイントこれをおさえないと

新しいアイデアには生まれてこないんですよ、繋がっていかないんですよ。

それは何かっていうとインサイトなんです。

インサイトってのはそのものズバリ、真ん中にあるもの

例えば、インターン先の社長の思いであったり、経営理念であったり

あるいは社員さんの思い、あるいはお客様の望んでいるもの、何なのか

それをしっかりと掴む、インサイトをしっかりと引っ張り出さなければ

次の段階に進めないんです。


ぜんぜん、インサイトに辿り着けてないんじゃないか

その観点から言うと、ちょっと厳しめに言いますけど

今回残念ながら、すべてのチームそこにたどり着いてないと思うんです。

もう一歩、もう二歩必要なのよ。

例えば経営理念をまさかホームページからコピペしてそのまま

持ってきてねーだろうなと、たった、あんだけの文字数で何がわかるんだと

ちゃんと創業者や社長に聞いたのか、聞いてその言葉に対してちゃんと、

それ何でですか?どうしてですか?

どういう体験が、あるいは幼少期どういう行動だったんですか?

ああ、だからその体験がこの思いこの言葉になっているんですね。

そこまで聞けて、ようやくインサイトなんですよ。

ぜんぜん辿り着けてないんじゃないかと、今日率直に思いました。


すべて疑って、もう一歩先もう二歩先まで手をグイッと

ですから、まだまだ時間があるので、これ本当なのか?実は何なのか?

この理由は何なんだ?

アンケートで出てきたものに対しても、このアンケート本当なのか?

どういう思いでお客様は答えたんだろうか?

すべて疑って、もう一歩先もう二歩先まで、手をグイッと突っ込んで

その中にあるインサイト、本物の何かを引っ張りだして、

これが無ければ、次のアイデアに絶対つながらない

上辺だけの情報からイノベーションなんて絶対生まれない

新しいアイデアなんて絶対生まれないんです。

うわべではない本物の渇望している

うわべではない本物の渇望している

みんなが本当に心の底から願っていること

経営者がこういう世の中を本当に実現したいんだ

その真の思い、ここにグイッと手を入れて

そして、自分みなさんそれぞれも同じ気持ちになって

その会社さんと一緒になって新しい時代を作っていこう

breakthroughでぶち破っていこう。


これ、みなさんまだ足りません

是非、まだまだ挽回可能だ、やってください。


そしてもう一つ


今、自分が持っているものを全て出す

それぞれメンバーの中では個性っちゃ個性ですけど

レベルの差もあるかもしれません

それはしょうがないんです。じゃあ、どう考えるか。

それは、今自分が出来る最大限のことをやるってことです。

どんなに知識がなかろうが、経験がなかろうがいいんですよ。

今、自分が持っているものを全て出す。

今、できる最大限のことは何なんだろうな

チームメンバーが全員そんな思いであれば

肩を組んでスクラム組めばどんな壁もぶち破っていける

一人一人で行ったら跳ね返される。でも、みんなが出し切ってスクラム組んで

分厚い壁にぶち破っていけば、絶対に破れない壁はないんだ

私は、そう固く信じています


是非、みなさん、今日から次のコンテストが始まっています。

みんなの力を再結集してぶち破って頂きたい願っています。


ありがとうございました。


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