2021年 11月19日講義
㈱FUTAEDA代表取締役
二枝 たかはる氏
いつもお世話になっている皆様へ
久しぶりの再開です。遅くなりました11月19日の二枝さんのさんの講義の感想からです
実は、私は、11月5日から11月23日まで福岡大学病院に入院をしておりまして、講義の感想を送るのが遅れてしまいました。其の週が休講だったこともあり、本当に久しぶりの投稿になります。実は、順番からいうと二枝さんの前の週は楠本会計事務所の白川さんだたので、そこから書かなければならないのですが、学生がとってくれていた動画の編集が最近になり、まだ見ておりませんので、二枝さんの講義から始めたいと思います。入院はしていたものの、実に健康で、快適な入院生活を送っておりまして、講義はズームで病院から参加しておりました。
タリックのチャンスの作り方
二枝さん(本人はタリックと呼ばれたいと言われるので今後タリックと呼びます)との出会いは、20年近くになりますので、ベンチャー起業論の始まりの頃からの付き合いになります。いつも講義の冒頭に言われていることは、「私は、福大大濠「付属校)の出身でありながら、大学入試で福大は全て落ちました。合格したのは獨協と、京都産業大学だったので、皆さんはすべて私より、能力が高いのです。」という言葉です。「私は今日お話するようなことができたのですから、皆さんはもっとすごいことができるはず、だからそういうチャンスの作り方を話します。」という言葉で講義は開始されます。
有言実行の天才
私は出会った頃から、タリックは天才だと思っています。なぜ、天才かと思うと、講義で毎回「私は来年からこんなビジネスをします」と宣言されます。それが、何がすごいの?と正直なところ、意味不明の印象を持っていると翌年講義前には世間で話題になることをされているわけです。具体的に「岩盤浴」を日本で初めて始められたのがタリックといえば、ある程度年齢の方にはなるほどと思ってもらえると思います。岩盤浴は一時ブームになったのですが、レジオネラ菌等が検出されたとかで一気にブームが去ったように見えます。タリックはこの騒動で、すぐ店を閉鎖されます。この決断の速さもすごいです。しかし、ただでは、起きないのもタリックの凄さです。営業していない岩盤浴の部屋に行くと、冬は暖かく、夏は涼しいことにヒントを得て、現在のFCONを世界で初めて発明されます。これは、もう10年前のことになると思います。その頃は光冷暖という名前で、売っていました。熱源(冷気)を壁に塗り込めた石の力で放射「輻射)するというのですが難しいことはわかりません。とにかく、夏でも冬でもまるで、洞窟の中に入っているような快適な空間を実現しているのです。
タリックは出会いの達人
このようなタリックは、私が、10月22日の神奈川県知事の黒岩さんの講義の中で、レウォンくんを紹介しました。知事もレウォンくんには驚き、どのように教育したら彼のような天才が生まれるのかお母さんの教育方針に興味を持たれたと言うような意味の感想を上げたら、タリックは、「彼はどこにいますか?今度いつ福岡に来られますか?」と矢継ぎ早のメールが届き、「11月18日から20「土曜)まで東京にいるから是非会いたい。」となり、私は、18日にレウォンくん母子をつなげました。その結果、11月20日「土曜日)の12時から会うことになりました。レウォンくんからはなにか準備するものありますかと言われたとき、タリックが会いたいと言われているので、何も準備しなくていいんじゃないですか」と私は答えておりました。ところがレウォンくんはタリックに会ったとき、次の動画を作っていたタリックに見せたのです。それがこの動画です。是非見てほしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=dlqtRRpOskQ
彼はこの動画を会う前日に一日で作ったというから驚きです。私は、タリックとは20年近くの付き合いになりますが、一日でこんな動画を作るなんて、私は本当に驚きでした。驚いたのは私だけではなく、タリックも驚き、私がレウォンくんは私の師匠だといっているのをタリックまでも「私の師匠だ」と言い出したのです。今回はレウォンくんではなく、タリックの講義紹介ですからこの点には深入りせず、タリックが人との出会いの達人であることを伝えたいのです。おなじような反応は、栗原さんの時もあり、実際に栗原さんともとてもいい関係を続けておられます。
自分を褒められないと他人を褒めることはできない
この日の講義のテーマが人脈の作り方でお話されましたが、上に述べたことはそれを実際に行動で示している人です。今回の講義の中で印象に残っているタリックの言葉はできる人はちょっとしたことで、縁を作れるひとで、すごい人は袖擦り合う人を生かせる人と言われたことです。レウォンくんの場合は会ってもいない人との縁を作れるから、もう達人の領域です。実際、タリックの人脈はすごいです。
また、タリックの言葉で印象に残ったのが、彼のライフワークが人を建築することであるというのです。つまり建という字のに人偏をつけると健になるということから健康産業に専念しているわけです。健康に悪いかもしれないとわかったら、たとえ売れ筋の商品でも商品ラインから外すというのです。彼のビジネスのキーワードは空気と食と水と言われます。パリチョコはアニーのお気に入り(FUTAEDAの物販部門)の売れ筋だったのに、その成分の中に、賛否両論のある植物性油脂が入っていることがわかったことから、販売終了を決断するという英断をされます。
https://www.futaeda.com/information/122
最後にもうひとつ私が、反応した言葉に自分を褒められないと他人を褒めることはできないという言葉です。この言葉はストンと腑に落ちた言葉でした。自分をもっともっと褒めていいんだって教えてもらいました。
この次の講義は、11月26日に久原本家の河邉哲司さんの講義でした。この講義は退院後初めての講義でしたが、この感想は、近いうちに書きます。明日、12月3日は、九州朝日放送の二木清彦さんの講義です。ベンチャー起業論には初登場です。去年の異業種交流会で二木さんの挨拶を聞いて、正直感動しました。この話はぜひ学生にも聞かせたいと思い、講師にお願いした方です。
興味がある人は
10時40分から14:30まで(12:10-13:00の昼食中断を含む)ZOOMで、以下のURLでみてください。
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Pass:717656
2021年12月2日 阿比留正弘